2014年8月19日火曜日

日記/ストリートカルチャーの中の自転車/BMX、ピスト

 先日「PEDAL DAY」@代々木公園 という自転車イベントに遊びにいってきました。
http://pedallife.com/

 「PEDAL DAY」は自転車関連グッズのお店、自転車チームなどがたくさん出店するストリート系自転車イベントです。ファッション系の自転車グッズが売られています。通常自転車屋さんにいくと、ガチガチの競技系ウェア(ピチピチのタイツみたいなやつとか)、早く走るためのパーツがメインになるので、それよりももっとカジュアルな自転車ライフスタイルに適したグッズが「PEDAL DAY」では手に入ります。

 また、下の写真のようなBMXと呼ばれるタイプの自転車によるイベントも開催されていました。これ見たことありますか?

BMX

 
  BMXではいろんな競技がありますが、ひとつ下の動画をみてみてください。これは、フラットランドといわれるスタイルの競技です。


~REAL TOUGHNESS TOKYO 2013 ~ BMX FLATLAND BATTLE FINAL 【FULL】

 
 クルックル回ってましたね。こんなかんじの自転車を使ったイベントが「PEDAL DAY」でも開催されてました。すごかったです。

 で、こういう自転車って、もしかしたら、ロード界隈ではあんまり人気ないのかなあ、と思って。もしくは知名度が低いのかなあ…と思って。そうだとしたらぜひ紹介させてください。

 ここでもう一個動画みてください。


 おいおいおい…ってかんじですけど。ここまでアグレッシブなことをやる人はほんとに
ごく一部ですが、こんなこともできます。オフロードを走ったり、スケボーのコースみたいなところで技を出したり、ジャンプ台から飛んだり。色々あります。すごい。

 で、このBMXなんですが、ストリート系の自転車カルチャーの中では、まず最初にくる重要なものなんです。というのも、そもそもストリートカルチャーの第一の人気アイテムはもちろん「スケートボード」ですが、感覚的にはこれの自転車版がBMXなんです。街で技をやったり、高くジャンプしたり…スケボーでやってることを自転車でもやるって感じなのがBMX
。なので、ストリートカルチャーの自転車と言えばまず、BMXっていう雰囲気があります。

 で、ちょっと話題になったピストなんかも、BMX的な遊び方でここに入ってきます。ようは、スケボーやBMXのように、技を練習して決める!っていう遊びのツールなわけです。ぐるぐる回ったり、ウィリーしたり。こう考えると、なんでピストにブレーキをつけない人が多かったのかが分かると思います。(良い悪いとは別として!)感覚的には、スケートボードにブレーキがついていないのと同じです。スケボーでは体重を移動させて止まるわけです。そういう遊びを自転車でやったのがピスト。ブレーキがついているとぐるぐるまわせないってのもあります。(ちなみにBMXのブレーキは、回転できるような特殊な機構になってます。)ということで、ピストにブレーキがついていない理由が「若者の無謀な見えはり」だと思われていた方も多いかもしれませんが、第一の理由は「競技上の問題」ということが分かっていただけたと思います。繰り返しになりますが、だからといって道路をブレーキなしで走ったらいけません。ちなみに僕がトリックを練習してたときの友人は大抵車でピストを持ってくるか、もしくは、ブレーキをつけて公園にきてそれで外してトリックをやってました。

 話をストリートカルチャーの中の自転車に戻します。スケートボードがまずあって、そこに似たような遊びとしてBMXやピストが入ってくる、って話でした。で、最近はその延長でさらにロードに来ている人もいます。こんな流れが大きくあると思ってもらえると、BMXにも興味もってもらえるかなと思いました。

 あと、ストリートカルチャーの乗り物と音楽の話。まずは何よりもバイクと車ですね。バイクはパンクやロックと相性がいい。車はどちらかというとヒップホップと結びつきが強い。スケートボードやBMXも、この車やバイクの延長線上にあります。スケーボーは日本にはおそらく、メロコアと一緒に浸透したんじゃないかと思います。(もちろん前からあるけど)ハイスタンダード聞いてる人は絶対スケボーやってました。で、ハイスタ聞いてた人は、ジャパニーズヒップホップも聞いてた。で、BMXやってる人も結構多かった。なんか、繋がり見てきませんか?ハードコアは結構ヒッピホップとつながり強いですよね。おそらくアメリカンカルチャーというつながりなんでしょう。

 逆に、X JAPAN的な、黒夢的な、ロッキオン的なロックはスケボーもBMXもやりません。同じロックでも、カルチャー的にちょっと違うんですね。乗り物で音楽をみていくと、ちょっと面白い。

 ということで今回は、ストリートカルチャーにおける自転車(乗り物)の話でした。
ではまた。


 


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